すごい強行軍なので、飛行機好き以外には全くお勧めできない札幌日帰りでした(笑)。
いろいろな方のブログでも紹介されると思うので、今回も僕の視点からレポートしていきましょう。
札幌は十回以上訪れている街なので、駅ビルができたりして街並みは変わっても、主要どころのスポットにはすぐ行けます。大通公園とかテレビ塔とか雪印パーラーとか。大通公園が今回のレインボーマーチの集合場所です。
ただ大通公園はとても細長い公園なので、ステージの場所はいまひとつ思い出せなかったのですが、レインボーカラーは目立つのですぐわかりました。

ステージの左側には開拓の記念碑が並んでいます。レインボーマーチもLGBTコミュニティにおいて様々な未来を切り拓くイベント。ちょっと象徴的に見えてしまいました。
ちなみにこの記念碑の手前に実行委員会のテントがあり受付をしていたのですが、テントの裏側ではブラス関係者がファンファーレの練習中。
すみません、1ヶ月くらい前に見たような人がやたらいるんですが(苦笑)。
まさか来月大阪で再び見かけるのでは(笑)。
ただ、今回のBrassMIX!は単独のフロートではなく、横断幕と共に全体を先導する役割なんですね。なのですぐ後ろにBadiのフロートが続く形で、その後に女の子のフロート、実行委員会のフロート、札幌のバー関係者のフロートが連なって、一番最後に撮影禁止のエリアがあります。
アルコールも飲まないしBadiよりはG-menな僕なので今回は実行委員会のフロートの後ろを選択したのですが、何気にフロートを見に行くと・・・・。

・・・・ベアフラッグ!?
もしかして来るべくしてこのフロートに来てますか(自爆)?

10周年なので10の文字もついてます。このフロートの上にドラァグクイーンと露出度の高いレザーの男たちがわさわさ乗ります。
十人規模で乗っても警察は何も言わないし、このあたり東京とは全く違う対応。風土の違いもあるでしょうが、無事にこれまで9回の実績を積み重ねてきたからできることでもあります。回を重ねる意味合いを感じました。
東京のパレードで起きた諸問題について今月のG-menなどでも記事になっていましたが、東京はまだまだ試行錯誤の段階。レインボーマーチ札幌には一つの形を見た思いがしました。
ただ東京の規模と土地柄を考えると10回くらいの実績では不十分かもしれませんね。試行錯誤も今のうちは必要なことのようにも感じます。
もう一つ東京と大違いだったこと、それはお天気です。

札幌駅を出た瞬間に、僕は「・・・・暑い」と思いました(苦笑)。東京は今日も雨模様で肌寒いはず。
まあこの時期の北海道の都市部はたいてい気候的に穏やかなんですがね。
札幌パレードは皆風船を手にして街を練り歩きます。
車線も広いし、車の通行量はほどほどなので、パレードしやすいし、フロートの間を行き来しても問題なし。
警察の対応も、フロートから人を降ろそうなんてことはもちろんありません。ただし札幌は交差点がいちいち大きいので、信号が変わりそうなときには進み具合を調整させたりということはあり、フロートのスタッフや何度も参加している人にとっては心得たもの。なので札幌パレード、信号をフロート単位で渡りきるために、時折“ダッシュ”が必要なんです。
風船の束を手にして空気抵抗を受けながら(苦笑)。
僕自身は今回初参加でしたが、札幌のパレードは走る羽目になることがあるらしいということは聞いていまして、東京しか体験したことの無い身ですから全然想像つかなかったのですが、本当に走りました(爆)。
この風船は駅前にさしかかったところで大空に飛ばします。
僕の手からも白を含むいくつかの風船が空へと飛んでいきました。
このときに、風船をたくさんもって歩いてきた人は、「一緒に飛ばしましょう」ということで沿道の一般市民の方に風船を分けて配ったりするんですね。このあたりの沿道とのコミュニケーションも実におおらかで。
そして沿道からも、隊列のほうに進み出て風船を受け取ってくれるんです。
風船を飛ばし終わればあとは大通公園に戻るだけ。戻るとBrassMIX!の人たちがステージでの演奏で出迎えてくれました・・・・本当にお疲れ様です。
そしてプライド集会が行われ、市区町村の長レベルでは日本のLGBTの間ではある意味最も有名と思われる上田札幌市長が今年もスピーチされました。
これが本当に素晴らしかったんですよ。
ここまでのレインボーマーチは「想像通り良かった」なのですが、市長のスピーチは「想像を超えて良かった」のです。
尾辻かな子さんはクローゼットのとき初参加した札幌で上田市長のスピーチを聞いて「政治家の発言の持つ力」を感じたことからカミングアウトに至ったとお話しされていましたが、それもなるほどと思えます。ただレインボーマーチを持ち上げるだけでも、札幌自慢をするわけでもなく、何よりマイノリティーの人権問題(セクシャルマイノリティーに限定しません)に真摯に取り組む姿勢が伝わってきました。LGBTだけでなく、様々なジャンルでマイノリティーになっている方々に勇気を与えられるイベントになれるはずだというメッセージはきちんと受け止めたいと思いました。
うちの市長は・・・・比較しては失礼だろうってレベルかも。
ただ、今回は10周年ということでもともとイベントが盛りだくさんだった上に隊列の参加者が過去最高の1,116人だったこともあってか、集会は遅れて始まり終始押し気味。
結局20分オーバーだったかな。
なので露天風呂も行けず、食事をして甘いものもいただいたら時間に。後ろ髪をひかれつつ新千歳空港から東京に戻りました。
そうそう、食事といえば、LGBTの子供を持つ親の会が発足していて、おにぎり屋のブースをやっていたんですよ。
鮭のおにぎりをいただいたんですが本当に美味しかったです。画像に撮る前に完食してしまい、画像をと思ったときには完売していたので言葉でしか伝えられないのですが(汗)。
親の会のお母さんたちは大活躍でした。それもまた札幌の素晴らしさでした。



LONE☆STARと申します。
昨日は札幌で実行委員会フロートのドライバーをしていたものです。
ベアフラッグの写真をUPしてくださってありがとうございました。 あのフラッグは事前に実行委員会に交渉して、私の運転するフロートに掲げる許可を得て、掲げさせて頂きました。 まぁ、フロートに乗っていた方々とは、かなりミスマッチでしたね。(笑)
私自身日本のベアコミュニティを作り始めて12年が過ぎ、やはり、主張するところは主張しないと、考えていました。 このような形でアピールができて光栄です。
お天気がよかったのは何よりですね。
BCJには僕の友人や知り合いもたくさん参加していて、名古屋のイベントの時にはブースの中で忙しそうに走り回る姿を見て微笑ましく思いましたね。
来月の大阪のパレードと前日のイベントも、楽しみになってきました。
尾辻氏はどのような挨拶をなさるのかとか、いろいろね。
僕も完全に参加の意思が固まってまいりました。
現地でお会いできる方、楽しみたいですね!
コメントありがとうございます。
こちらこそお越しいただいて嬉しく思っております。
このブログはタイトルの性質上(苦笑)、髭好きな人が多いのでそれっぽいトピックスを、と思ったのですが、撮影した甲斐がありました。
次に何かのイベントでフラッグを見かけたときにはご挨拶に伺いますね。
>伊右衛門さん
尾辻さんご自身がスタッフなので、ご挨拶はスタッフを代表して、という形か、何かの報告という形かもしれないですね。
大阪に関する情報も、関連団体にいるぶん少し入ってくると思うので、可能な範囲で紹介していきますよ。
ブラス関係者の方々って行動的なんですね。
ベアフラッグを見て、何だか嬉しくなりました。日本のベアコミュニティも頑張っているんだな、と感激です。
さっき龍児さんのところで、何気にベアフラッグの解説を見たら、これってデザインされたの96年、つまり札幌のパレードがはじまったのと同じ年なんですね。
札幌は2000年に一度お休みしたために、11年目なのに10周年だったのですが、同い年という意味では今回のフロートには似つかわしいフラッグだったのかも。
ブラス関係者は多分、LGBTコミュニティの中で自分たちの居場所といいますか、自分たちが必要とされるポジションを見つけてしまったんですね。しかも何故かやたらリブっぽい位置に(爆)。
ブラス関係者の方々、コミュニティの中で居場所を発見したなんて、良いことじゃないですか。皆さんのますますのご活躍を期待しています。僕が幾つか読んだブログやミクシィ日記の中でも、ブラスバンドが奏でる音楽に勇気つけられたとか、
涙ぐんでしまったとか書いていた人が多かったですよ。
BCJが所有していて、今回札幌に持っていたのは、これをデザインしたクレイグが、ベアコミュニティに向けて販売した第1番目の旗で、彼に会ったときもその話題になりました。「とても歴史的な旗だ」と言っていました。 この旗の商標は彼が持っていますが、今はベアコミュニティに無料で使用を許可しています。 しかしながら、彼の作った会社「ベアマニュファクチャリング社」は、彼が使用権を開放したと同時に営業をやめ、「本家」のベアフラッグ購入は2002年から不可能になっています。
実際のところ当事者であるLGBTのブラス関係者もこんなことになるなんて思っていなかったと思うんですが、反響の大きさに「自分でもこんなことができる集団の一員になれるんだな」って気持ちですかね。
来年以降は逆に出ないと「何かあったの?」とか言われそうです。
>LONE☆STARさん
おおっ、由緒あるフラッグだったのですね!
また一つ勉強になりました。
Youtubeにレインボーマーチの動画が出ているのですが、出発シーンの動画でベアフラッグがしっかり映っていました。撮影位置を考えるとフラッグはベストポジションだったようですね。