まさか2012年の初日記がここまでずれ込むとは思いませんでした。
ごぶさたしております。
Twitterなど移動中に携帯でできる媒体では普通にやっているものの、ブログはなかなかまとまった時間と気力がとれずにずるずると引っ張ってしまいました。
原因ははっきりしています。
異動です。
実は職場の引越し+異動という感じで、本来の業務外の業務がとても多くなっているのです。
異動といっても配置換えというよりも組織変更に伴うものでして、引越しが終わってしまえば、業務内容的にはこれまでの業務の延長上にあることなのですが、組織の枠組みも変わるので、ハードソフト両面で新体制への移行に迫られているという感じです。
でもまあようやく半分が終わりました。
あとは2週間後くらいに一気になんとか、という感じでしょうか。
一方で、昨年春から、悠君とのユニット「ワルダクミ★メガネーズ」でやってきたことは、着々と進んでいて、思いがけないラストイベント追加が発生しました。
なんと大阪のコミュニティーセンターdistaで、今日から2週間。
しかも東京にはなかった追加展示作品あり。
詳細は以下のようになっております。
-----
雪華の宴 〜寒の戻り
期間:2012/02/29(水)〜03/12(月)
主催:ワルダクミ★メガネーズ
https://twitter.com/W_meganees
場所:community space dista
大阪市北区堂山町17-5 巽ビル4階
Tel. 06-6361-9300
参加アーティスト(ABC順)
・glimus(BGM担当)
・ヒゲモリゲン
・日下田
・犬義
・村上シスラ
・村田ポコ
・おくら(大阪限定・追加作品)
・SUV
・龍谷尚樹(大阪限定・追加作品)
・悠
・悠次郎(大阪限定・追加作品)
-----
ちなみに悠次郎さんはワルダクミ★メガネーズ大阪支部長です。悠君が決めました(本部長ではなく東京支部長に人事権がある組織らしい)。
なおアーティストの詳しい紹介は悠君のブログにて!(いつもこの展開だな)
僕も悠君と一緒に3月4日にdistaに乗り込む予定です。
ただし僕だけ日帰りだけど(汗)。
今回もアーティストの方がポストカードを用意してくださっているそうです。
たくさんの方のご来場をお待ちしております。
2012年02月29日
2011年12月31日
激動の年を経て新しい年へとか。
大震災のあった2011年が終わります。
震災を経て、ずっと考えていることは、生きることを考える、ということでした。
放射線の影響による病への忌避感はわかるのです。わかるのですが、病と生きることを否定することは行き過ぎているような気がします。
しかしそれを否定するメッセージをたくさん見てしまう一年でもありました。
来年もまた、病とともに生きることを考えながらの一年になるのだろうと思います。
皆様にとって2012年がすばらしい年でありますように。
震災を経て、ずっと考えていることは、生きることを考える、ということでした。
放射線の影響による病への忌避感はわかるのです。わかるのですが、病と生きることを否定することは行き過ぎているような気がします。
しかしそれを否定するメッセージをたくさん見てしまう一年でもありました。
来年もまた、病とともに生きることを考えながらの一年になるのだろうと思います。
皆様にとって2012年がすばらしい年でありますように。
2011年12月30日
学会を通してこれからのMSM向け対策を展望してみるとか。
学会の振り返りをもうひとつ。
この記事のキーワードは「ポスト戦略研究」にします。
僕もボランティアとして少しお手伝いしていたので、「エイズ予防のための戦略研究」(以下「戦略」とします)が3月で終わって、その発表が山のように学会で繰り広げられたのは感慨深いものがありました。
同時に「ちょっとこれ多くない?」という気も多少ありましたが(苦笑)。
2日目に2時間半という超長いシンポジウムがあり、一般演題でも1時間10分の「MSM-2」は全部戦略関連、ほかにも一般演題の口演が2本にポスターが2本とまあ膨大な発表がありました。
戦略はそれだけ大掛かりなプロジェクトで、首都圏では保健師研修、関西ではクリニックでのSTDも含めた1000円検査など、MSM(男性とセックスする男性を指す言葉)向けの活動だけでなく検査施設向けのことをやったり、webサイト「HIV」マップを作ったり、さまざまな冊子などの資材を作ってきました。
http://www.hiv-map.net/
そして、戦略研究の拠点となるのが東京は新宿二丁目にあるakta、大阪は堂山にあるdistaというコミュニティーセンターでした。
こうした拠点を持って、ゲイの人が多く集まる地域で予防啓発を実施する、ということへの効果が認められて、エイズ予防財団を通して各地のコミュニティーセンターが今年度から事業化されたことが、戦略の大きな成果であったといえると思います。
事業化されたのは、以下の6つのセンターです。
ZEL(仙台/運営はやろっこ)
akta(東京/運営はakta、旧称RainbowRing)
rise(名古屋/運営はANGEL LIFE NAGOYA)
dista(大阪/運営はMASH大阪)
haco(福岡/運営はLove Act Fukuoka)
mabui(那覇/運営はnankr)
さてこう書くと、多少コミュニティーセンターのことをご存知の方は、「あれ、横浜のSHIPは?」となると思います。
かながわレインボーセンターSHIPというのが横浜にあります。
http://www.ship.y-cru.com/
実はSHIP、そもそも資金の流れがまったく違うんです。これは神奈川県の「かながわボランタリー基金21」から資金が出ていて、エイズ予防のための戦略研究での事業化の枠の中に入っていないんですね。
なのでSHIPにはこの事業化に伴う後ろ盾はありません。
さらに地方に目を向けます。
国策である以上(エイズ予防財団は厚生労働省の直下)、もうちょっと地域的な公平性をはかろうとするなら、北海道と北陸と中四国にもセンターがあるべきです。
政令指定都市で言えば札幌、新潟、広島とありますしね。
しかしながら、今度は運営できる団体が必要です。それもこの事業はMSMを対象にした団体が必要です。
たとえば札幌にはWAVEさっぽろがありますが、バーのママさんたちによるグループなので、バーをやめてセンター事業を、というのは難しそうに思います。レッドリボンさっぽろはMSMオンリーではない、といった具合です。
北陸は・・・・今のところ僕が把握している団体はないです。
中四国はもともと薬害の方たちによる団体であったりょうちゃんずが広島にありますが、MSM向けのグループとなると瀬戸内海の反対側、松山にあるHaaTえひめがエリア内最大手ということになってしまいます。中四国っていうくくりも中国と四国に分けるべきという意見もあるかもしれません。
願望だけで言うなら、松山くらいの規模(人口50万で地域の中心地になっている都市)のところにはコミュニティーセンターあってもいいよね、くらいの気持ちなのですが、あとは予算の問題です。
ちなみにHaaTえひめはおそらく日本でも一、二を争う先駆的な予防啓発団体なので、お金さえあればあの人たちはすぐにでもやると思います(苦笑)。
コミュニティーセンター事業だけみても、大事なのはむしろこれからで、それこそ事業仕分けでなくならないように頑張っていかないといけないということが如実にわかるのですが、戦略全体を考えても、さまざまなイベントや冊子製作の費用は「調査研究費」としてお金が出ていたので、それがなくなり、事業として運営していかなければならない中、どんなふうにMSM向けの予防啓発活動を維持していくのか、ということが最大の課題であります。
で、また個人的な意見になってしまうんですけど、学会でよく医者が「20代の患者一人にかかる『公費』が生涯で1億円」とか抜かすわけですよ(今回も3回くらい聞いた)。その発言を聞くたびに、予防啓発って「その活動で何人の感染が防げたか」が算出できないので困るんですが、それでもX億の予算があればX人以上の感染予防ができるんじゃないかなぁとか思ってしまうのですよね(もちろん予算が少なくすむのにこしたことはありません)。
そういうわけで、戦略研究が終わって、予防啓発は試行錯誤や調査の時代から、費用対効果が評価される時代になったと言えそうです。調査は「この手法は効果がないことがわかりました」でも意味があるけれど、事業はそれでは意味がないのです。
戦略研究は東京ではエイズ発症でわかる人が減って早期発見率が上がりました。しかし大阪では逆の結果が出ました。これを分析評価して、さらにこれからの事業も同様に分析して、評価を受けながら進んでいくことになります。
そうそう、最後にもうひとつ。戦略のシンポジウムは二時間半の長丁場でしたが、学会でも他にないくらい、長い拍手をいただきました。関係者の人はけっこうその長さにぐっときていました。
僕もそうです。シンポジウムにいらっしゃった皆様ありがとうございました。
この記事のキーワードは「ポスト戦略研究」にします。
僕もボランティアとして少しお手伝いしていたので、「エイズ予防のための戦略研究」(以下「戦略」とします)が3月で終わって、その発表が山のように学会で繰り広げられたのは感慨深いものがありました。
同時に「ちょっとこれ多くない?」という気も多少ありましたが(苦笑)。
2日目に2時間半という超長いシンポジウムがあり、一般演題でも1時間10分の「MSM-2」は全部戦略関連、ほかにも一般演題の口演が2本にポスターが2本とまあ膨大な発表がありました。
戦略はそれだけ大掛かりなプロジェクトで、首都圏では保健師研修、関西ではクリニックでのSTDも含めた1000円検査など、MSM(男性とセックスする男性を指す言葉)向けの活動だけでなく検査施設向けのことをやったり、webサイト「HIV」マップを作ったり、さまざまな冊子などの資材を作ってきました。
http://www.hiv-map.net/
そして、戦略研究の拠点となるのが東京は新宿二丁目にあるakta、大阪は堂山にあるdistaというコミュニティーセンターでした。
こうした拠点を持って、ゲイの人が多く集まる地域で予防啓発を実施する、ということへの効果が認められて、エイズ予防財団を通して各地のコミュニティーセンターが今年度から事業化されたことが、戦略の大きな成果であったといえると思います。
事業化されたのは、以下の6つのセンターです。
ZEL(仙台/運営はやろっこ)
akta(東京/運営はakta、旧称RainbowRing)
rise(名古屋/運営はANGEL LIFE NAGOYA)
dista(大阪/運営はMASH大阪)
haco(福岡/運営はLove Act Fukuoka)
mabui(那覇/運営はnankr)
さてこう書くと、多少コミュニティーセンターのことをご存知の方は、「あれ、横浜のSHIPは?」となると思います。
かながわレインボーセンターSHIPというのが横浜にあります。
http://www.ship.y-cru.com/
実はSHIP、そもそも資金の流れがまったく違うんです。これは神奈川県の「かながわボランタリー基金21」から資金が出ていて、エイズ予防のための戦略研究での事業化の枠の中に入っていないんですね。
なのでSHIPにはこの事業化に伴う後ろ盾はありません。
さらに地方に目を向けます。
国策である以上(エイズ予防財団は厚生労働省の直下)、もうちょっと地域的な公平性をはかろうとするなら、北海道と北陸と中四国にもセンターがあるべきです。
政令指定都市で言えば札幌、新潟、広島とありますしね。
しかしながら、今度は運営できる団体が必要です。それもこの事業はMSMを対象にした団体が必要です。
たとえば札幌にはWAVEさっぽろがありますが、バーのママさんたちによるグループなので、バーをやめてセンター事業を、というのは難しそうに思います。レッドリボンさっぽろはMSMオンリーではない、といった具合です。
北陸は・・・・今のところ僕が把握している団体はないです。
中四国はもともと薬害の方たちによる団体であったりょうちゃんずが広島にありますが、MSM向けのグループとなると瀬戸内海の反対側、松山にあるHaaTえひめがエリア内最大手ということになってしまいます。中四国っていうくくりも中国と四国に分けるべきという意見もあるかもしれません。
願望だけで言うなら、松山くらいの規模(人口50万で地域の中心地になっている都市)のところにはコミュニティーセンターあってもいいよね、くらいの気持ちなのですが、あとは予算の問題です。
ちなみにHaaTえひめはおそらく日本でも一、二を争う先駆的な予防啓発団体なので、お金さえあればあの人たちはすぐにでもやると思います(苦笑)。
コミュニティーセンター事業だけみても、大事なのはむしろこれからで、それこそ事業仕分けでなくならないように頑張っていかないといけないということが如実にわかるのですが、戦略全体を考えても、さまざまなイベントや冊子製作の費用は「調査研究費」としてお金が出ていたので、それがなくなり、事業として運営していかなければならない中、どんなふうにMSM向けの予防啓発活動を維持していくのか、ということが最大の課題であります。
で、また個人的な意見になってしまうんですけど、学会でよく医者が「20代の患者一人にかかる『公費』が生涯で1億円」とか抜かすわけですよ(今回も3回くらい聞いた)。その発言を聞くたびに、予防啓発って「その活動で何人の感染が防げたか」が算出できないので困るんですが、それでもX億の予算があればX人以上の感染予防ができるんじゃないかなぁとか思ってしまうのですよね(もちろん予算が少なくすむのにこしたことはありません)。
そういうわけで、戦略研究が終わって、予防啓発は試行錯誤や調査の時代から、費用対効果が評価される時代になったと言えそうです。調査は「この手法は効果がないことがわかりました」でも意味があるけれど、事業はそれでは意味がないのです。
戦略研究は東京ではエイズ発症でわかる人が減って早期発見率が上がりました。しかし大阪では逆の結果が出ました。これを分析評価して、さらにこれからの事業も同様に分析して、評価を受けながら進んでいくことになります。
そうそう、最後にもうひとつ。戦略のシンポジウムは二時間半の長丁場でしたが、学会でも他にないくらい、長い拍手をいただきました。関係者の人はけっこうその長さにぐっときていました。
僕もそうです。シンポジウムにいらっしゃった皆様ありがとうございました。
2011年12月25日
福祉とHIV/AIDSを考えるエイズ学会報告その1とか。
今年は学会以降毎週のようにイベントごとが続いたので、学会のまとめが遅くなってしまいました。
でも年越しは何とかさけて、きちんと今年のうちに振り返ろうと思います。
毎年エイズ学会の報告の形式は考えるところがあります。
日付別に書くと、基礎・臨床・社会の各分野の話が常に混ざることになるので、昨年はテーマごとに書いたのですが、横断的な話が扱いにくいということもありました。
そこで、今年はいっそのこと、僕がこれだと思ったシンポジウムや、演題発表についてダイレクトに書くことにしようと決めました。
とはいっても結局長文になってしまうのですが、よろしくお付き合いください。
まずは初日の夜の社会系のシンポジウムから。
ソーシャルワークのシンポジウム「HIV陽性者の包括的生活支援を目指して〜ソーシャルワーカーによるミクロ・メゾ・マクロ実践への挑戦」に行きました。
このシンポジウム、一番奥だしとても小ぢんまりとしていたけれど、内容的にはとても良かったです。陽性者向けのスカラシップの裏番組になってしまったのですが、当事者の人にもぜひ参加して欲しいシンポジウムでした。
まず良かったと感じた点は、本来は当たり前だろうという話になるべき部分ですが、HIVをめぐる諸問題がはじめて「地域福祉」の世界に降りてきた、という感じがあったこと。
調査研究レベルではなく、実践としての話です。
このシンポジウムは東京・八王子の社会福祉法人武蔵野会の山内さん、大阪・門真の地域生活支援センター「あん」の脊戸さんが地域福祉側のパネリストとして立ち、それに対して医療側も東京・駒込病院の関矢さん、大阪医療センターの岡本さんがパネリストとなり、概ね経験談ベースの話をしながら、和やかに困難さと今後に向けての提言をぶつけ合うという構成になっていました。聞いていないのでわからないのですが、多分スカラシップのシンポジウムより理解しやすかったと思います(憶測による風評の例)。
地域福祉とHIVは、最近は高齢陽性者の問題として語られることが多いのですが、それだけではなくて、例えば知的障害を持っているHIV陽性者、複合的な身体障害を持つ(場合によっては発症の後遺症であることも)HIV陽性者の問題も同様に存在するわけです。
メンタルヘルスに関連して精神障害や依存の部分はやや先行して語られていて、そのほかの福祉の分野はあまり触れられてこなかった部分だと考えます。
それらは細分化してしまうとまだまだレアなケースかもしれないのですが、「地域福祉」という大きな枠組みで捉えられて経験が共有されることは良いことだなぁと思うわけです。
そして、山内さんが「福祉施設が陽性者を自分たちのクライアントになりうる人々として受け止める」という、これも当然のことを「当たり前ですよね」で終わらずにきちんと分析されていたことが印象的でした。
陽性者の受け入れまでに福祉施設の中で現れる5段階のステップを分析されていたのですが、以下のようなものでした。
−−−−−ーーーーー
1 いきなりのエイズ
2 現場のたな卸しと整理
3 社会的使命による原動力
4 場の立ち上げと現場の納得
5 サービスを構造化する
ーーーーー−−−−−
中でも3番目のステップである「社会的使命感」と「現場の納得」を重要なポイントに挙げられていました。
受け入れを打診されたときに、まず打診された人が「社会的使命感」として受け入れを前向きに考えたとして、その次の「現場の納得」にこぎつけるまでが一番大変だという点で、医療側の岡本さんと完全に一致していたように感じられたのです。
岡本さんのほうは、「キーパーソンの心が折れないように支える」と表現されていました。
例えば、受け入れを検討するに当たって、施設長などがまず受け入れを検討することを決めて、施設のスタッフ会議や、医療と福祉が同席してのカンファレンスが実施されるわけですが、この場で現場の猛反発に合う、という事例が多々あるのだそうです。それは理解不足から来る根拠の無い不安などによるものなのでしょうが、知識を与えただけでは解消されないことがエピソードとして示されました。
福祉の人は困っている人には常に救いの手を差し伸べるだろうという理想的な福祉像はあっさり崩壊し、それぞれが現実的な解決策・・・受け入れるという解決策も受け入れないという解決策も起こりえますが、それをめぐって対立する構図になるという実例でした。
ところで、ある調査では、医療・福祉職にまとめられていましたが、就労中の陽性者のアンケートで10%くらいがこの職種にあると回答していました。つまり福祉施設にもある程度の陽性者が職員として入っているということです。必ずしもカムアウトを伴わない形で。
実は福祉の現場の理解ってそちらの意味でも重要で、例えばこの現場が猛反発しているカンファレンスに、職員の一人として陽性者が同席していたらどうでしょう。とんでもなくいたたまれないことは間違いないです。あるいは同僚の態度にキレてしまうかもしれない。
でもその場の勢いでのカムアウトとかは余計な混乱を招きそうですし、避けて欲しいと思います。
受け入れとしても、また働く場としても、本来福祉の職場ってもっと陽性者が理解されてしかるべきなのだと思うのです。
その一方で、福祉業界にいる立場としては、じゃあHIV、せめて免疫機能障害について学ぶ機会ってどのくらいの頻度で提供されるのか、と考えると、まあ全然無いよね、って思ってしまうのが実情なのです。現場は実務でいっぱいで、研修の時間は決して多くありません。
エイズが世の中に登場して30年、というフレーズは学会中なんども使われましたが、この30年の間、HIV/AIDSの問題は医療の内側にいる時間が長すぎて、福祉の世界ではまだ新しい課題のままなのかもしれません。
そのタイムラグを埋めないままに医療が福祉の世界にアプローチしても壁は高いのだろう、と思います。
そして医療側も福祉側も、もしかしたら当事者も、その壁をどうにか低くする努力をもっと重ねなければならないのだろうと思います。
などという語りも理想ではあるのですが、シンポジウムの中では、年齢層により受け入れへの前向きさ・後ろ向きさに違いがあるという話も出ました。
これはおそらく、30年前のエイズ報道から、日本にエイズが上陸してエイズパニックを引き起こしたあたりの記憶があるかどうかなのだろうと思います。
反対に、若い層では意外と抵抗が無い。このことは僕も大学の授業にゲスト講師として呼ばれたりする中でも実感していることです。
これから福祉の世界の担い手になる人たちに、福祉系の大学などの教育の場で、もっとHIVのことを伝えていく必要があるのだろうな、と自分の中ではまとめました。
ボランティア活動とは違う形で自分にできることも、より具体的にためして行くべき時期なのかもしれません。
学会報告はあと2回くらい続きます。
学会以外にも報告したいことがたくさんあるのですが、果たして年内に終わるのか・・・・(苦笑)。
でも年越しは何とかさけて、きちんと今年のうちに振り返ろうと思います。
毎年エイズ学会の報告の形式は考えるところがあります。
日付別に書くと、基礎・臨床・社会の各分野の話が常に混ざることになるので、昨年はテーマごとに書いたのですが、横断的な話が扱いにくいということもありました。
そこで、今年はいっそのこと、僕がこれだと思ったシンポジウムや、演題発表についてダイレクトに書くことにしようと決めました。
とはいっても結局長文になってしまうのですが、よろしくお付き合いください。
まずは初日の夜の社会系のシンポジウムから。
ソーシャルワークのシンポジウム「HIV陽性者の包括的生活支援を目指して〜ソーシャルワーカーによるミクロ・メゾ・マクロ実践への挑戦」に行きました。
このシンポジウム、一番奥だしとても小ぢんまりとしていたけれど、内容的にはとても良かったです。陽性者向けのスカラシップの裏番組になってしまったのですが、当事者の人にもぜひ参加して欲しいシンポジウムでした。
まず良かったと感じた点は、本来は当たり前だろうという話になるべき部分ですが、HIVをめぐる諸問題がはじめて「地域福祉」の世界に降りてきた、という感じがあったこと。
調査研究レベルではなく、実践としての話です。
このシンポジウムは東京・八王子の社会福祉法人武蔵野会の山内さん、大阪・門真の地域生活支援センター「あん」の脊戸さんが地域福祉側のパネリストとして立ち、それに対して医療側も東京・駒込病院の関矢さん、大阪医療センターの岡本さんがパネリストとなり、概ね経験談ベースの話をしながら、和やかに困難さと今後に向けての提言をぶつけ合うという構成になっていました。聞いていないのでわからないのですが、多分スカラシップのシンポジウムより理解しやすかったと思います(憶測による風評の例)。
地域福祉とHIVは、最近は高齢陽性者の問題として語られることが多いのですが、それだけではなくて、例えば知的障害を持っているHIV陽性者、複合的な身体障害を持つ(場合によっては発症の後遺症であることも)HIV陽性者の問題も同様に存在するわけです。
メンタルヘルスに関連して精神障害や依存の部分はやや先行して語られていて、そのほかの福祉の分野はあまり触れられてこなかった部分だと考えます。
それらは細分化してしまうとまだまだレアなケースかもしれないのですが、「地域福祉」という大きな枠組みで捉えられて経験が共有されることは良いことだなぁと思うわけです。
そして、山内さんが「福祉施設が陽性者を自分たちのクライアントになりうる人々として受け止める」という、これも当然のことを「当たり前ですよね」で終わらずにきちんと分析されていたことが印象的でした。
陽性者の受け入れまでに福祉施設の中で現れる5段階のステップを分析されていたのですが、以下のようなものでした。
−−−−−ーーーーー
1 いきなりのエイズ
2 現場のたな卸しと整理
3 社会的使命による原動力
4 場の立ち上げと現場の納得
5 サービスを構造化する
ーーーーー−−−−−
中でも3番目のステップである「社会的使命感」と「現場の納得」を重要なポイントに挙げられていました。
受け入れを打診されたときに、まず打診された人が「社会的使命感」として受け入れを前向きに考えたとして、その次の「現場の納得」にこぎつけるまでが一番大変だという点で、医療側の岡本さんと完全に一致していたように感じられたのです。
岡本さんのほうは、「キーパーソンの心が折れないように支える」と表現されていました。
例えば、受け入れを検討するに当たって、施設長などがまず受け入れを検討することを決めて、施設のスタッフ会議や、医療と福祉が同席してのカンファレンスが実施されるわけですが、この場で現場の猛反発に合う、という事例が多々あるのだそうです。それは理解不足から来る根拠の無い不安などによるものなのでしょうが、知識を与えただけでは解消されないことがエピソードとして示されました。
福祉の人は困っている人には常に救いの手を差し伸べるだろうという理想的な福祉像はあっさり崩壊し、それぞれが現実的な解決策・・・受け入れるという解決策も受け入れないという解決策も起こりえますが、それをめぐって対立する構図になるという実例でした。
ところで、ある調査では、医療・福祉職にまとめられていましたが、就労中の陽性者のアンケートで10%くらいがこの職種にあると回答していました。つまり福祉施設にもある程度の陽性者が職員として入っているということです。必ずしもカムアウトを伴わない形で。
実は福祉の現場の理解ってそちらの意味でも重要で、例えばこの現場が猛反発しているカンファレンスに、職員の一人として陽性者が同席していたらどうでしょう。とんでもなくいたたまれないことは間違いないです。あるいは同僚の態度にキレてしまうかもしれない。
でもその場の勢いでのカムアウトとかは余計な混乱を招きそうですし、避けて欲しいと思います。
受け入れとしても、また働く場としても、本来福祉の職場ってもっと陽性者が理解されてしかるべきなのだと思うのです。
その一方で、福祉業界にいる立場としては、じゃあHIV、せめて免疫機能障害について学ぶ機会ってどのくらいの頻度で提供されるのか、と考えると、まあ全然無いよね、って思ってしまうのが実情なのです。現場は実務でいっぱいで、研修の時間は決して多くありません。
エイズが世の中に登場して30年、というフレーズは学会中なんども使われましたが、この30年の間、HIV/AIDSの問題は医療の内側にいる時間が長すぎて、福祉の世界ではまだ新しい課題のままなのかもしれません。
そのタイムラグを埋めないままに医療が福祉の世界にアプローチしても壁は高いのだろう、と思います。
そして医療側も福祉側も、もしかしたら当事者も、その壁をどうにか低くする努力をもっと重ねなければならないのだろうと思います。
などという語りも理想ではあるのですが、シンポジウムの中では、年齢層により受け入れへの前向きさ・後ろ向きさに違いがあるという話も出ました。
これはおそらく、30年前のエイズ報道から、日本にエイズが上陸してエイズパニックを引き起こしたあたりの記憶があるかどうかなのだろうと思います。
反対に、若い層では意外と抵抗が無い。このことは僕も大学の授業にゲスト講師として呼ばれたりする中でも実感していることです。
これから福祉の世界の担い手になる人たちに、福祉系の大学などの教育の場で、もっとHIVのことを伝えていく必要があるのだろうな、と自分の中ではまとめました。
ボランティア活動とは違う形で自分にできることも、より具体的にためして行くべき時期なのかもしれません。
学会報告はあと2回くらい続きます。
学会以外にも報告したいことがたくさんあるのですが、果たして年内に終わるのか・・・・(苦笑)。
2011年11月01日
秋冬コレクションでコミュニティアクションな2つの宴とか。
本当はHIV関連イベントをまだまだ振り返りたいのですがとりあえず告知を。
これまで2回の展示をやってきたワルダクミ★メガネーズですが、次のグループ展は秋冬連続開催です。たくさんの方のご来場をお待ちしています。
秋はかながわレインボーセンターSHIPで、「夕華(ゆうげ)の宴」。

【ワルダクミ★メガネーズPRESENTS 夕華の宴】
日時:2011年11月2日(水)〜12月3日(土)
水・金・土16:00〜21:00 日・祝15:00〜18:00
会場:かながわレインボーセンターSHIP
横浜市神奈川区台町14-2ピレア台町2F(横浜駅西口徒歩8分)
参加アーティスト:
ハルウマ
jiro
おくら
Shin Bikkemberg
taku庵
拓ヒラク
悠
今回は秋と冬で会場も分けています。そして福岡にあるコミュニティーセンターhacoでの個展経験もある、taku庵さんにもイラストを出展していただきました。
そして年明け1月は、新宿二丁目のaktaにて「雪華(せっか)の宴」。

【ワルダクミ★メガネーズPRESENTS 雪華の宴】
日時:2012年1月10日(火)〜1月22日(日)
16:00〜22:00(月曜休館)
会場:community center akta
東京都新宿区新宿2-15-13第二中江ビル3F(新宿三丁目駅徒歩5分)
参加アーティスト(2011年10月末現在):
glimus(BGM)
ヒゲモリゲン
日下田
犬義
村上シスラ
村田ポコ
SUV
悠
こちらではBGM担当として復活のGlimusさんと、新しく出展してくださった村田ポコさんという北海道勢に加えて、Badiでの連載「あおばチャンネル」が最新号で最終回となった犬義さんにもご参加いただけることになりました。
犬義さんについて「何か意外と乗ってもらえるかもしれないからお声がけだけでもダメモトで」みたいなことを主催二人で言っていたらあっさりOK出てこっちが驚愕、という展開があったことを付け加えておきます(笑)。
ちなみに画像のフライヤーは両面刷りのものが各会場にあります。
そして今回のイベントは、この季節ならではの新展開として、コミュニティー主導型のエイズキャンペーンである「Community Action on AIDS 2011」に賛同するイベントになっています。
HIV関連イベントや臨時検査イベントに並ぶのはどうかな、っていうこともちょっと思ったのですが、呼びかけ人の方に伺ったところ、SHIPやaktaといったHIVの情報を扱うセンターでの来場促進効果のあるイベントは大歓迎とのことで、お言葉に甘えてフライヤー画像まで送ったら、トップページにアーティストアイコンがトリミングされて掲載されるという意外な展開になっています(苦笑)。コントラストの関係か拓さんの自画像アイコンが目立ってますね。
ちなみにその隣の「ヒトコトで言えばヒトゴトではない」は東京都エイズ予防月間のキャッチコピー。いいのかここに並べて(爆)。
2つの宴ともどもこちらのキャンペーンもよろしくお願いします。
これまで2回の展示をやってきたワルダクミ★メガネーズですが、次のグループ展は秋冬連続開催です。たくさんの方のご来場をお待ちしています。
秋はかながわレインボーセンターSHIPで、「夕華(ゆうげ)の宴」。
【ワルダクミ★メガネーズPRESENTS 夕華の宴】
日時:2011年11月2日(水)〜12月3日(土)
水・金・土16:00〜21:00 日・祝15:00〜18:00
会場:かながわレインボーセンターSHIP
横浜市神奈川区台町14-2ピレア台町2F(横浜駅西口徒歩8分)
参加アーティスト:
ハルウマ
jiro
おくら
Shin Bikkemberg
taku庵
拓ヒラク
悠
今回は秋と冬で会場も分けています。そして福岡にあるコミュニティーセンターhacoでの個展経験もある、taku庵さんにもイラストを出展していただきました。
そして年明け1月は、新宿二丁目のaktaにて「雪華(せっか)の宴」。
【ワルダクミ★メガネーズPRESENTS 雪華の宴】
日時:2012年1月10日(火)〜1月22日(日)
16:00〜22:00(月曜休館)
会場:community center akta
東京都新宿区新宿2-15-13第二中江ビル3F(新宿三丁目駅徒歩5分)
参加アーティスト(2011年10月末現在):
glimus(BGM)
ヒゲモリゲン
日下田
犬義
村上シスラ
村田ポコ
SUV
悠
こちらではBGM担当として復活のGlimusさんと、新しく出展してくださった村田ポコさんという北海道勢に加えて、Badiでの連載「あおばチャンネル」が最新号で最終回となった犬義さんにもご参加いただけることになりました。
犬義さんについて「何か意外と乗ってもらえるかもしれないからお声がけだけでもダメモトで」みたいなことを主催二人で言っていたらあっさりOK出てこっちが驚愕、という展開があったことを付け加えておきます(笑)。
ちなみに画像のフライヤーは両面刷りのものが各会場にあります。
そして今回のイベントは、この季節ならではの新展開として、コミュニティー主導型のエイズキャンペーンである「Community Action on AIDS 2011」に賛同するイベントになっています。
HIV関連イベントや臨時検査イベントに並ぶのはどうかな、っていうこともちょっと思ったのですが、呼びかけ人の方に伺ったところ、SHIPやaktaといったHIVの情報を扱うセンターでの来場促進効果のあるイベントは大歓迎とのことで、お言葉に甘えてフライヤー画像まで送ったら、トップページにアーティストアイコンがトリミングされて掲載されるという意外な展開になっています(苦笑)。コントラストの関係か拓さんの自画像アイコンが目立ってますね。
ちなみにその隣の「ヒトコトで言えばヒトゴトではない」は東京都エイズ予防月間のキャッチコピー。いいのかここに並べて(爆)。
2つの宴ともどもこちらのキャンペーンもよろしくお願いします。
2011年10月30日
記録されるべき映画と疾病の物語とか。
あっという間に10月も終わって今年はあと2ヶ月という段階ですね。
震災があって、世の中のもろもろが変化しながらも、12月1日の世界エイズデーはこれまでと同じようにやってきます。今月あたりからいろいろとHIV関連の動きがあります。
10月は関連イベントもたくさんありました。
9日の日曜日には、東京レズビアン&ゲイ映画祭で「We were here. あの頃、僕らは−いま語られるエイズの記憶」というドキュメンタリーを観てきました。
これが本当に名作。
東京レズビアン&ゲイ映画祭公式サイトによる解説
http://tokyo-lgff.org/2011/program09.html
公式サイト
http://wewereherefilm.com/
単に活動の成果の記録ではなくて、活動している人たちの苦悩や、逡巡や、疾病観が描かれているすばらしいドキュメンタリーでした。
DVD化のプランも出ているようですが、ぜひ日本語字幕版が出てほしいと思わずにはいられません。
また見たい映画のメモとして残しておこうと思います。
震災があって、世の中のもろもろが変化しながらも、12月1日の世界エイズデーはこれまでと同じようにやってきます。今月あたりからいろいろとHIV関連の動きがあります。
10月は関連イベントもたくさんありました。
9日の日曜日には、東京レズビアン&ゲイ映画祭で「We were here. あの頃、僕らは−いま語られるエイズの記憶」というドキュメンタリーを観てきました。
これが本当に名作。
東京レズビアン&ゲイ映画祭公式サイトによる解説
http://tokyo-lgff.org/2011/program09.html
公式サイト
http://wewereherefilm.com/
単に活動の成果の記録ではなくて、活動している人たちの苦悩や、逡巡や、疾病観が描かれているすばらしいドキュメンタリーでした。
DVD化のプランも出ているようですが、ぜひ日本語字幕版が出てほしいと思わずにはいられません。
また見たい映画のメモとして残しておこうと思います。
2011年10月15日
温泉と公共交通を満喫する東北縦断2DAYSとか。
年末になるとHIV関連業界は超バタバタかつネタ満載なのですが、その前に東北縦断の記録をアップしないと、と思いつつ時間が過ぎてしまいました。
レインボーマーチのあった9月18日の夜は札幌には泊まらず、青森へ。ここから東北縦断ツアーです。

東北ツアーを決意したのは、ボンバルディアに乗りたいという誰もが抱く欲求を満たすのが第一の目的でした。被災地を見てくることも考えたのですが車の無い僕にとっては東北の沿岸部は割りとハードルが高いのです。でも観光客が邪魔にならない範囲で東北に行けば現地にお金も落ちるし、せっかくなのでどこかの温泉地に行こうと思ったのでした。
首都圏はこの日は暑くてそのあと台風という状況だったようですが、到着した青森はけっこう涼しいというかむしろ寒く感じました。まあ札幌経由なので服装は問題なかったのですが。


実は青森にはほとんど滞在する時間が無かったので、夜宿泊して、駅前の「青森まちなか温泉」で風呂に入って、くらいしかできませんでした。一番の観光スポットは新青森駅だったりして。

でも美味しいものだけはしっかりいただきます。ここからは長い鉄道旅行なので車内に持ち込めばいいわけですしね。というわけで嶽きみをさっそく。

北海道ではとうもろこしを食べなかったのですが、それもこれがあったから。甘くてとても美味しかったです。
さて、20日に夏休みをもらっていたので、19日20日の2日間で東北を縦断するわけなのですが、宿泊地をどこにするかはけっこう迷いました。
なかなかチャンスは無いので、こういうときでないといけない場所にしよう、と思って選んだのは、花巻市にある新鉛温泉です。そのため東北新幹線から一部分だけローカル線に。
途中にはこんな素朴な駅も車窓から見えるのですが・・・・。

このどこにでもありそうな田舎の素朴な駅、何とこの駅は「花巻空港駅」です。今度絶対降りてみようと決意。
一方の花巻駅はこんな感じ。遠野などへの拠点ということでこちらは観光地の駅ってイメージですね。

花巻には花巻温泉郷と花巻南温泉郷がありまして、新鉛温泉は花巻南温泉郷のほうにあり、温泉郷全体の送迎バスなんかも出ているのでそれを利用しました。
人が多くて温泉写真はなかなか撮れなかったのですが、20日の朝に源泉欠け流しの桶風呂を朝もやの中で楽しんできました。

源泉は50度くらいあるので、かめの中の水を使ってセルフで温度を下げて入ります。
年に一度はこんな朝風呂でリフレッシュするのがいいですね。

新鉛温泉は新とつくだけあって、もともとの鉛温泉というのもあります。湯治場としても有名な温泉です。帰りは公共のバスで鉛温泉で降りて、有名な藤三旅館の白猿の湯に入ってきました。
平日なのでこちらはほとんどの時間帯が一人。こんな風呂です。

この白猿の湯は、日本一深い自噴天然岩風呂でして、立位浴といって立って入るお風呂です。というか立って入るしかありません。深さは1.25mとのことでしたがもっとあるんじゃないかと感じられました。
しかもこの白猿の湯、実は混浴なのです。混浴の内風呂がある旅館も減ってますしね。
いろいろな意味で貴重なお風呂に入ることができました。
台風が近づいているということで、この後は少し予定を早めて東京に戻ってきました。いい旅行でした。
東北新幹線のダイヤも戻りますが、東北の復興が一日でも早くすすみますように。

・・・・そこは時刻表じゃないと思うって突っ込むべきでしたか・・・・?
レインボーマーチのあった9月18日の夜は札幌には泊まらず、青森へ。ここから東北縦断ツアーです。

東北ツアーを決意したのは、ボンバルディアに乗りたいという誰もが抱く欲求を満たすのが第一の目的でした。被災地を見てくることも考えたのですが車の無い僕にとっては東北の沿岸部は割りとハードルが高いのです。でも観光客が邪魔にならない範囲で東北に行けば現地にお金も落ちるし、せっかくなのでどこかの温泉地に行こうと思ったのでした。
首都圏はこの日は暑くてそのあと台風という状況だったようですが、到着した青森はけっこう涼しいというかむしろ寒く感じました。まあ札幌経由なので服装は問題なかったのですが。


実は青森にはほとんど滞在する時間が無かったので、夜宿泊して、駅前の「青森まちなか温泉」で風呂に入って、くらいしかできませんでした。一番の観光スポットは新青森駅だったりして。

でも美味しいものだけはしっかりいただきます。ここからは長い鉄道旅行なので車内に持ち込めばいいわけですしね。というわけで嶽きみをさっそく。

北海道ではとうもろこしを食べなかったのですが、それもこれがあったから。甘くてとても美味しかったです。
さて、20日に夏休みをもらっていたので、19日20日の2日間で東北を縦断するわけなのですが、宿泊地をどこにするかはけっこう迷いました。
なかなかチャンスは無いので、こういうときでないといけない場所にしよう、と思って選んだのは、花巻市にある新鉛温泉です。そのため東北新幹線から一部分だけローカル線に。
途中にはこんな素朴な駅も車窓から見えるのですが・・・・。

このどこにでもありそうな田舎の素朴な駅、何とこの駅は「花巻空港駅」です。今度絶対降りてみようと決意。
一方の花巻駅はこんな感じ。遠野などへの拠点ということでこちらは観光地の駅ってイメージですね。

花巻には花巻温泉郷と花巻南温泉郷がありまして、新鉛温泉は花巻南温泉郷のほうにあり、温泉郷全体の送迎バスなんかも出ているのでそれを利用しました。
人が多くて温泉写真はなかなか撮れなかったのですが、20日の朝に源泉欠け流しの桶風呂を朝もやの中で楽しんできました。

源泉は50度くらいあるので、かめの中の水を使ってセルフで温度を下げて入ります。
年に一度はこんな朝風呂でリフレッシュするのがいいですね。

新鉛温泉は新とつくだけあって、もともとの鉛温泉というのもあります。湯治場としても有名な温泉です。帰りは公共のバスで鉛温泉で降りて、有名な藤三旅館の白猿の湯に入ってきました。
平日なのでこちらはほとんどの時間帯が一人。こんな風呂です。

この白猿の湯は、日本一深い自噴天然岩風呂でして、立位浴といって立って入るお風呂です。というか立って入るしかありません。深さは1.25mとのことでしたがもっとあるんじゃないかと感じられました。
しかもこの白猿の湯、実は混浴なのです。混浴の内風呂がある旅館も減ってますしね。
いろいろな意味で貴重なお風呂に入ることができました。
台風が近づいているということで、この後は少し予定を早めて東京に戻ってきました。いい旅行でした。
東北新幹線のダイヤも戻りますが、東北の復興が一日でも早くすすみますように。

・・・・そこは時刻表じゃないと思うって突っ込むべきでしたか・・・・?
2011年09月19日
雨の札幌で虹と白の行進が行われたとか。
東京は残暑が厳しいと聞いています。
しかし今、僕は青森のホテルでこの記事を書いています。遅ればせながらとった今年の夏休み、札幌から東北を南下するツアーの3日目です。
札幌に行ったのにはもちろん理由があります。

今年で15回目となるレインボーマーチ札幌が9月18日に開催されました。
恒例のレポートをさっそくアップしていきます。

レインボーマーチの前日と当日の夜には、テレビ塔が6色虹にライトアップ。画像では時計の文字に隠れてしまってグリーンが見えにくいのですが、実際にはたいへん美しいライトアップです。
プレイベントとしては、中野区議会議員の石坂わたるさんや北海道議会・札幌市議会の議員の方をパネリストにしたトークイベントと、ゲイイラスト展という、両極端なイベントに参加してきました。
トークイベントは、地元の議員の皆さんも活発な発言で、なかなか興味深いイベントでした。人権や教育といったトピックに加えてHIV検査体制なんかにも触れてもらえたので満足。司会をしていたのはレッドリボンさっぽろのメンバーでもある僕の知人だったのですが、プロの仕事を見ました(笑)。
ゲイイラスト展のほうは、イラストレーターさんが多くいらっしゃるというバーのママさんが中心になって今年で3回目だそうです。最近は僕とY君のユニットもそれっぽいことをしているので、何としても見に行こうと思っていました。
最初はストレートの知り合いと一緒に見に行き、知り合いと夕食(このブログではおなじみ、ひげ男爵のスープカレー)をしてホテルに戻った後、思い立ってもう一度行ってしまいました。
こんなポストカードも販売していましたよ。

クオリティは僕らのイベント以上かも、と思う素晴らしい展示でした。なおこのママのバーはD専バーなので、若干描かれてるキャラクターに偏りがありますが、僕やY君にとっては何の問題もありません。一緒に行ったストレートの知り合いはどうかわかりませんが・・・・。
そんなプレイベントを満喫して若干のアバンチュールがあった前日ですが、若干心配していたのは空模様。翌朝も結局霧雨が降っていました。
でもその程度の雨はレインボーマーチの開催には問題ありません。
今年は、レッドリボンさっぽろ、アムネスティ、ゲイバーの合同ブース、おなじみの雑誌バディのほかにGoogleが初めて企業ブースを出していました。そのため、企業ブースはこんな並びに。

Googleはタオルとピンバッジを配布しており、かわいいピンバッジはもちろん、霧雨模様も手伝ってタオルも好評だったようです。

ブースのテントの裏側に回ると、パネル展示も。

アムネスティのテントの裏側では、各地のプライドイベントへの対抗勢力について書かれたものもありました。

そんなブースを見て回っているとあっという間に13時のスタート時刻が迫ってきます。


プラカードも風船もレインボーマーチではもうおなじみのアイテムです。ただし集合場所がテレビ塔の下だと、出発前にうっかり飛ばしてしまった風船がこんなことに。

また雨模様なので、大きなフラッグが濡れて重くなってしまっていました。

とはいえ、参加される方は時刻が迫ればテンションはあがる一方です。
僕のはHIV関連のNGOなどが主体になったレッドリボンのフロートを当然チョイス。


雨の札幌市街地を進んでいきます。道路が広い札幌なので、傘をさす人がいてもそんなに問題なく、傘と風船が当たって割れることだけを気にしつつ1周してきました。

そして終わる手前でバルーンリリース。今年は合計821人が隊列で歩いたそうです。

ちなみにどんな場所でバルーンリリースをしたのかご覧いただきましょう。

パルコとDQもかなりシュールですがまだありそうな風景。ではこちらはどうでしょうか。右端の着ぐるみにご注目。

ちなみにこの着ぐるみは札幌のレッドリボンのイベントではおなじみのキャラクター。ブースではこんな心温まる光景もありましたよ。

この着ぐるみとともに1時間弱のパレードをして、14時少し前に戻ってきました。

ゴール地点でのイベントであるプライド集会、今年は上田札幌市長はほかの公務と重なって出席できなかったものの、男女共同参画の部署のトップの方がメッセージを代読されました。また今年はエイサーなどもあり、エイサーを踊る札幌市民というレアなものを見ました(苦笑)。

プライド集会が全部終わるか終らないかくらいのタイミングで、僕は青森に向かうため新千歳空港に向かわねばならず会場を離脱しましたが、今年もたいへん素敵なイベントでした。
来年はあとお天気さえどうにかなればさらに素晴らしいイベントになることと思います。関係者の皆様お疲れ様でございました。
しかし今、僕は青森のホテルでこの記事を書いています。遅ればせながらとった今年の夏休み、札幌から東北を南下するツアーの3日目です。
札幌に行ったのにはもちろん理由があります。

今年で15回目となるレインボーマーチ札幌が9月18日に開催されました。
恒例のレポートをさっそくアップしていきます。

レインボーマーチの前日と当日の夜には、テレビ塔が6色虹にライトアップ。画像では時計の文字に隠れてしまってグリーンが見えにくいのですが、実際にはたいへん美しいライトアップです。
プレイベントとしては、中野区議会議員の石坂わたるさんや北海道議会・札幌市議会の議員の方をパネリストにしたトークイベントと、ゲイイラスト展という、両極端なイベントに参加してきました。
トークイベントは、地元の議員の皆さんも活発な発言で、なかなか興味深いイベントでした。人権や教育といったトピックに加えてHIV検査体制なんかにも触れてもらえたので満足。司会をしていたのはレッドリボンさっぽろのメンバーでもある僕の知人だったのですが、プロの仕事を見ました(笑)。
ゲイイラスト展のほうは、イラストレーターさんが多くいらっしゃるというバーのママさんが中心になって今年で3回目だそうです。最近は僕とY君のユニットもそれっぽいことをしているので、何としても見に行こうと思っていました。
最初はストレートの知り合いと一緒に見に行き、知り合いと夕食(このブログではおなじみ、ひげ男爵のスープカレー)をしてホテルに戻った後、思い立ってもう一度行ってしまいました。
こんなポストカードも販売していましたよ。

クオリティは僕らのイベント以上かも、と思う素晴らしい展示でした。なおこのママのバーはD専バーなので、若干描かれてるキャラクターに偏りがありますが、僕やY君にとっては何の問題もありません。一緒に行ったストレートの知り合いはどうかわかりませんが・・・・。
そんなプレイベントを満喫して若干のアバンチュールがあった前日ですが、若干心配していたのは空模様。翌朝も結局霧雨が降っていました。
でもその程度の雨はレインボーマーチの開催には問題ありません。
今年は、レッドリボンさっぽろ、アムネスティ、ゲイバーの合同ブース、おなじみの雑誌バディのほかにGoogleが初めて企業ブースを出していました。そのため、企業ブースはこんな並びに。

Googleはタオルとピンバッジを配布しており、かわいいピンバッジはもちろん、霧雨模様も手伝ってタオルも好評だったようです。

ブースのテントの裏側に回ると、パネル展示も。

アムネスティのテントの裏側では、各地のプライドイベントへの対抗勢力について書かれたものもありました。

そんなブースを見て回っているとあっという間に13時のスタート時刻が迫ってきます。


プラカードも風船もレインボーマーチではもうおなじみのアイテムです。ただし集合場所がテレビ塔の下だと、出発前にうっかり飛ばしてしまった風船がこんなことに。

また雨模様なので、大きなフラッグが濡れて重くなってしまっていました。

とはいえ、参加される方は時刻が迫ればテンションはあがる一方です。
僕のはHIV関連のNGOなどが主体になったレッドリボンのフロートを当然チョイス。


雨の札幌市街地を進んでいきます。道路が広い札幌なので、傘をさす人がいてもそんなに問題なく、傘と風船が当たって割れることだけを気にしつつ1周してきました。

そして終わる手前でバルーンリリース。今年は合計821人が隊列で歩いたそうです。

ちなみにどんな場所でバルーンリリースをしたのかご覧いただきましょう。

パルコとDQもかなりシュールですがまだありそうな風景。ではこちらはどうでしょうか。右端の着ぐるみにご注目。

ちなみにこの着ぐるみは札幌のレッドリボンのイベントではおなじみのキャラクター。ブースではこんな心温まる光景もありましたよ。

この着ぐるみとともに1時間弱のパレードをして、14時少し前に戻ってきました。

ゴール地点でのイベントであるプライド集会、今年は上田札幌市長はほかの公務と重なって出席できなかったものの、男女共同参画の部署のトップの方がメッセージを代読されました。また今年はエイサーなどもあり、エイサーを踊る札幌市民というレアなものを見ました(苦笑)。

プライド集会が全部終わるか終らないかくらいのタイミングで、僕は青森に向かうため新千歳空港に向かわねばならず会場を離脱しましたが、今年もたいへん素敵なイベントでした。
来年はあとお天気さえどうにかなればさらに素晴らしいイベントになることと思います。関係者の皆様お疲れ様でございました。
2011年08月20日
ゲイイラストがコミュニティに何をもたらすのかを諮る夏の企画展とか。
8月に入り、春にやった「桜華の宴」に続くワルダクミ★メガネーズの企画イベント「火華の宴」が開催されています。
8月は横浜ではエイズ文化フォーラムの時期ということで、これにタイミングを合わせてまずかながわレインボーセンターSHIPで開催しました。終わってしまっておりますが展示風景を少しだけ。



イベント単体の来場者数としてはSHIP史上最多となったそうで、大変ありがたく思っております。
そして現在は新宿二丁目コミュニティーセンターaktaで絶賛開催中です。
来週の土日まで!
ワルダクミ★メガネーズpresents
火華の宴(ひばなのうたげ)
焔の華が舞う季節、宴を一緒に楽しみませんか?
夏の夜をテーマにしたイラストや写真があなたを待っています。
2011年8月16日(火)〜8月28日(日)
community center akta東京都新宿区新宿2-15-13第二中江ビル301
定休日:毎週月曜日・毎月第二日曜日・年末年始
開館時間:16:00〜22:00
☆今回の参加アーティスト★
Gregorio Narvasa(Gaijin Tokyo Underground)
ハルウマ(haruuma.net)
日下田(X-ray)
jiro(JIRO ART)
もすけ(もすけ工房)
村上シスラ(Twitpic/murakamisisura)
おくら(Yellow Parka)
Shin Bikkemberg(pixiv/しん@考え中。)
晋太郎(Twitpic/shintarawl)
SUV(SUVWEB)
悠(悠々自的。)
aktaでは少しだけ作品が増えております。


テイクフリーのカードなども。無くなってしまったものもありますが、あとから追加されたものもあるかも・・・・。

今回もまた僕は悠君に割と丸投げなんですが(酷い)、結果的にゴージャスなメンバーになっていますので、ぜひ新宿近辺にお越しの際はaktaにお立ち寄りください。
8月は横浜ではエイズ文化フォーラムの時期ということで、これにタイミングを合わせてまずかながわレインボーセンターSHIPで開催しました。終わってしまっておりますが展示風景を少しだけ。



イベント単体の来場者数としてはSHIP史上最多となったそうで、大変ありがたく思っております。
そして現在は新宿二丁目コミュニティーセンターaktaで絶賛開催中です。
来週の土日まで!
ワルダクミ★メガネーズpresents
火華の宴(ひばなのうたげ)
焔の華が舞う季節、宴を一緒に楽しみませんか?
夏の夜をテーマにしたイラストや写真があなたを待っています。
2011年8月16日(火)〜8月28日(日)
community center akta東京都新宿区新宿2-15-13第二中江ビル301
定休日:毎週月曜日・毎月第二日曜日・年末年始
開館時間:16:00〜22:00
☆今回の参加アーティスト★
Gregorio Narvasa(Gaijin Tokyo Underground)
ハルウマ(haruuma.net)
日下田(X-ray)
jiro(JIRO ART)
もすけ(もすけ工房)
村上シスラ(Twitpic/murakamisisura)
おくら(Yellow Parka)
Shin Bikkemberg(pixiv/しん@考え中。)
晋太郎(Twitpic/shintarawl)
SUV(SUVWEB)
悠(悠々自的。)
aktaでは少しだけ作品が増えております。


テイクフリーのカードなども。無くなってしまったものもありますが、あとから追加されたものもあるかも・・・・。

今回もまた僕は悠君に割と丸投げなんですが(酷い)、結果的にゴージャスなメンバーになっていますので、ぜひ新宿近辺にお越しの際はaktaにお立ち寄りください。
2011年07月31日
整然とした街でカオスな学会が開かれたとか。
これまでこのブログでは、日本エイズ学会のことはたくさん伝えてきましたが、今月はもう一つ僕が入っている学会に行ってきました。
こんな演題の発表やシンポジウムが行われる学会です。
・大学生における携帯電話依存とその関連因子についての検討
・過疎問題と地域再生
・外国人女性の妊娠出産育児期における課題
・教員の労働負担軽減対策とその効果
・農業災害事故の実際と予防
・薬物依存症と人権
・インターネット上の医療情報に関するガイドラインの検討
・深夜の繁華街における10代風俗産業従事女性に関する社会医学的調査
・スギ花粉症の社会的側面と問題解決への方向性の考察
・いま職場のメンタルヘルス対策に欠けているもの
・精神障害者社会復帰施設におけるICT利活用支援に関する評価
などなどあるのですがどうでしょう。一つの学会に見えないですよね(爆)。
それが日本社会医学会です。

今年は徒山大学で開催されたこの学会ですが、社会医学って何、という方は、人の健康に影響のある社会的な要因を研究する学会だと考えていただけると良いと思います。
富山大学へは路面電車で行くのですが、まるでペリカン便に積まれたかのようです。こんな車両なので。

日本社会医学会は、本業関連の便行をしにいく学会というのが僕の中での位置づけ。
この学会の場合、全ての演題が自分の仕事に関わるわけではないのですが労働環境やメンタルヘルス、障害者、貧困など本業にもつながるファクターがつまっていて、一方で薬害とか差別問題などのボランティア系の話も出てくるので僕にはおいしい学会なのです。
発表者も大学生から大学の先生、さらにはさまざまな福祉施設の方なども発表されていて実りのある学会でした。
ちなみに僕は富山県に宿泊したのははじめて。
面白いホテルを探していてこんなホテルにしました。

和風旅館じゃなくビジネスホテルなんです。素足で館内を歩けるホテルというのがコンセプトで部屋も寝台に畳敷き。良いホテルでした。
ただシーフードが苦手な僕にとっては食事はちょっと考えてしまうところがありました。
でもそんなときは、ご当地ラーメンがいい感じです。
富山といえば、ブラックラーメンです。

濃い口醤油のスープとブラックペッパー。まあしょっぱいのですが良い醤油を使っているのでしょうか、後を引く味。
富山駅近辺にもラーメン屋さんが多くて、上の画像の店ではないのですがこんな店もありました。

・・・・四国旅行と同じ落ちじゃねーかよ、というご批判は受け付けませんっ。
こんな演題の発表やシンポジウムが行われる学会です。
・大学生における携帯電話依存とその関連因子についての検討
・過疎問題と地域再生
・外国人女性の妊娠出産育児期における課題
・教員の労働負担軽減対策とその効果
・農業災害事故の実際と予防
・薬物依存症と人権
・インターネット上の医療情報に関するガイドラインの検討
・深夜の繁華街における10代風俗産業従事女性に関する社会医学的調査
・スギ花粉症の社会的側面と問題解決への方向性の考察
・いま職場のメンタルヘルス対策に欠けているもの
・精神障害者社会復帰施設におけるICT利活用支援に関する評価
などなどあるのですがどうでしょう。一つの学会に見えないですよね(爆)。
それが日本社会医学会です。

今年は徒山大学で開催されたこの学会ですが、社会医学って何、という方は、人の健康に影響のある社会的な要因を研究する学会だと考えていただけると良いと思います。
富山大学へは路面電車で行くのですが、まるでペリカン便に積まれたかのようです。こんな車両なので。

日本社会医学会は、本業関連の便行をしにいく学会というのが僕の中での位置づけ。
この学会の場合、全ての演題が自分の仕事に関わるわけではないのですが労働環境やメンタルヘルス、障害者、貧困など本業にもつながるファクターがつまっていて、一方で薬害とか差別問題などのボランティア系の話も出てくるので僕にはおいしい学会なのです。
発表者も大学生から大学の先生、さらにはさまざまな福祉施設の方なども発表されていて実りのある学会でした。
ちなみに僕は富山県に宿泊したのははじめて。
面白いホテルを探していてこんなホテルにしました。

和風旅館じゃなくビジネスホテルなんです。素足で館内を歩けるホテルというのがコンセプトで部屋も寝台に畳敷き。良いホテルでした。
ただシーフードが苦手な僕にとっては食事はちょっと考えてしまうところがありました。
でもそんなときは、ご当地ラーメンがいい感じです。
富山といえば、ブラックラーメンです。

濃い口醤油のスープとブラックペッパー。まあしょっぱいのですが良い醤油を使っているのでしょうか、後を引く味。
富山駅近辺にもラーメン屋さんが多くて、上の画像の店ではないのですがこんな店もありました。

・・・・四国旅行と同じ落ちじゃねーかよ、というご批判は受け付けませんっ。

